パンツ丈別の名前・呼び方

パンツは丈によってそれぞれ名称があります。

代表的なパンツ丈と豆知識を紹介します。

フルレングス(10分丈)
足首がすっぽりと隠れる長さがフルレングスです。
このフルレングスを10分丈として基準とし、フルレングス以外のカットレングスは、その長さによって分類されています。
ジーンズショップの棚に並ぶ定番のジーンズはフルレングスです。
NBブランドのジーンズは特に長めに造られている事が多いので、ほとんどの人が長さを調節、丈詰めをして自分の足の長さに合わせます。
サブリナ丈(8分丈)
サブリナ丈は丁度くるぶしくらい、8分丈のカットレングスです。
サブリナの語源は、「麗しのサブリナ」という映画でオードリーヘップバーンが穿いていたパンツのシルエットからきているといわれています。
サブリナ丈は足元がスッキリ見えるのが特徴で、フィットネスパンツやワークパンツによく取り入れられている丈の長さです。
現在は8分丈をサブリナと呼ぶ人はほとんどいませんが、サブリナは1960年代以降も長く使われていた言葉です。
カプリ丈(7分丈)
カプリ丈は丁度膝下くらい、7分丈のカットレングスです。
カプリの語源には2通りの説がありラテン音楽の「カリプソ」から来たという説と、「カプリ島」で流行ったからという説があります。
全体的に細いシルエットの7分丈のパンツをカプリパンツと呼んでいます。
クロップド丈(7分丈)
クロップド丈は丁度膝下くらい、7分丈のカットレングスです。
切り落とされた、切り取られた、切れ端、という意味のクロップが語源と言われています。
同じ7分丈にはカプリ丈もありますが、裾幅がカプリパンツより少し広いものをクロップドパンツと呼んでいます。
又、クロップドパンツよりも更に裾幅が広い7分丈パンツにガウチョパンツがあります。
バミューダ丈(5分丈)
バーミューダ丈は丁度膝くらい、5分丈のカットレングスです。
大西洋西部の群島バミューダでは、女性が脚をあらわにすることが禁じられていた為、膝丈のパンツを着用したことからこの名前がついたと言われています。
膝丈パンツをバーミューダという言い方は現在ではほとんど使われていません。
60代以降の人には馴染みのある呼び方ではないでしょうか!
ショート丈(3分丈・4分丈)
ショート丈は膝より上の3分丈、4分丈のカットレングスの総称です。
スポーツカジュアルとしてレギンスと合わせるなど、ショート丈のパンツは不動の人気ですがデニムのショートパンツは現在あまり見かけなくなりました。
ショートパンツの中でもさらに短い丈のパンツをホットパンツと呼ぶ時代もありました。