ジーンズ加工の種類


新品のジーンズをさまざまな方法で加工する、その目的のほとんどが、ジーンズにリアルな中古感を持たせる事が目的です。擦ったり、削ったり、色落ちさせたり、ジーンズに施されるさまざまな加工の種類を紹介します。

ユーズド・中古加工とは?


リアルな中古感を出す為の加工を総称して中古加工(ダメージ加工)と呼びます。
アタリやヒゲ゙と呼ばれるジーンズの股部分のリアルな座り皺や、裾の擦り切れを再現するこの加工方法は、殆どの場合職人さんの手作業によって施されています。手作業が丁寧で凝っているほどジーンズの価値も値段も上がります。

ワンウオッシュ加工


ワンウオッシュ加工は、未加工の糊付けされたジーンズを一度洗うことにより、堅さ、縮み、色落ちなどの問題を解消する事が目的の加工方法です。未加工のジーンズはいちど洗いをかける事で肌触りの良く扱い易くなります。ジーンズの欠点を解消するこの手法は、洗い加工の原点となっています。

ストーンウオッシュ加工


ストーンウオッシュ加工は、新品のジーンズを軽石と一緒に洗って全体的に均等に色落ちさせる加工方法です。デニムに縦糸のデコボコ感が現れて自然な風合いに仕上がることがストーンウオッシュ加工の特徴です。この加工方法は1980年代に注目されましたが現在はあまり使用されていません。

ブラスト加工


ブラスト加工は、高圧でデニムに直接砂を噴射して生地を削り、部分的に色を落とす加工方法です。白っぽい穿き古したような中古感に仕上がるのが特徴です。腿や膝の他、ジーンズの股の部分のアタリやヒゲと呼ばれる座り皺部分の加工にも頻繁に使用されています。

トッピング加工


トッピング加工は、新品のジーンズを部分的に染めることで穿き古した様なリアルな汚れを再現させる加工方法です。主にブラウン、グレー、グリーンなどの染料が使用されます。腰回りや膝、裾などに染料をトッピングするこの作業は、 熟練の職人さんの技に支えられています。

シェービング加工


シェービング加工は、コスリ加工とも呼ばれ、股の部分のアタリを表現したり、裾の擦り切れをつくる時などに広く使われる加工方法です。ヤスリやサンドペーパーでデニムの表面を削ってリアルな中古感を表現します。

ブリーチ・ケミカル加工


ブリーチ・ケミカル加工は、ジーンズ全体を薬品に浸して色を落とす加工方法です。
ジーンズ゙全体が白っぽくなるのが特徴で、爽やかなイメージの夏向きのジーンズに主に取り入れられている加工方法です。ブリーチ加工はこの他に、部分的に直接ジーンズに漂白剤をふりかけて部分的に脱色する方法もあります。

クラッシュ加工


クラッシュ加工は、ヤスリやカッターなどを使用して新品のジーンズに直接穴を開けたりキズを付けてユーズド感を表現する加工方法です。擦り切れ感を通り越して、ボロボロのイメージのジーンズが一時流行した時に頻繁に使用された加工方法です。