ジーンズ用語集No1

ジーンズのことをもっと知りたい!

ジーンズパーツ(部品)の名前や用途を知りたい!

そんな人の為にジーンズに関する専門用語を集めました。

アタリ・ヒゲ・蜂の巣
ジーンズのアタリとは、色落ちした部分のことを指す言葉です。現在ほとんどの新品ジーンズは中古加工によって人工的にこのアタリと呼ばれる部分をつくっています。特に、ジーンズの股部分に表れる座りジワ部分のアタリをヒゲ、膝裏に表れる折ジワ部分のアタリを蜂の巣と呼んでいます。
ウオッチポケット
ウオッチポケットは別名コインポケットと呼ばれています。右前部のポケットの中にある小さなポケットがウオッチポケットです。昔、労働者達が懐中時計を入れる為に使ったポケットと言われています。
オンス(OZ)
オンスは、デニム生地の厚さを表す単位です。1平方ヤードあたりのデニムの重さに基づいて厚さをオンスとして表しています。14オンスがレギュラーオンスとなっており現在ジーンズで使用されているデニムは、11~15オンスが主流となっています。
・1オンス=約28.3g
・1平方ヤード=約0.84㎡
カンヌキ・バータック
カンヌキ・バータックは、補強のための縫製方法のひとつです。主にヒップポケットの端や股の部分の補強に使用されています。金属リベットに変わる補強方法としてジーンズに広く使用されています。日本ではカン止めとも呼ばれています。ステッチされた形状が棒(バー)のように見えることからバータックと呼ばれています。
ジッパーフライ
ジッパーフライは、ジーンズの前開き部分(フロント)がジッパー(ファスナー)になっているジーンズの事です。現在ほとんどのジーンズにこのジッパーフライが採用されています。フライとは本来はボタンやジッパーを隠す比翼部分を指す言葉です。
ボタンフライ
ボタンフライは、前開き部分(フロント)がボタン留めになっているジーンズの事です。ジッパーが登場する以前のジーンズはすべてこのボタンフライが採用されていました。フライとは本来はボタンやジッパーを隠す比翼部分を指す言葉です。
レザーラベル(レザーパッチ)
レザーラベル(レザーパッチ)はジーンズのバックポケットの右上に付けられているラベルです。元々は作業用のナイフから生地を守る為の物でしたが、現在ではジーンズブランドを表す資材として取り付けられています。主に皮製ですが紙やビニールの場合もあります。よくこのレザーラベルに、ベルトを通している人を見かけますが、レザーラベル本来の用途から考えると???ということになります。ベルトを通す時にあれっ?どうしよう?と迷った経験のある人は以外と多いようです。
フラッシャー
フラッシャーは店頭に並んでいるジーンズのヒップポケットに付けられている主に紙製のラベルです。フラッシャーにはサイズや品番、ブランド゙名やブランドロゴの他、商品の特徴を表すイラストや情報が書かれているものもあります。フラッシャーはジーンズが製品として店頭に並んだときに商品の顔となる重要なパーツなので、メーカーではデザインや材質にも工夫を凝らしています。
ヒップポケット
ヒップポケットは文字どうりヒップ部分のポケットの事ですが、ジーンズのデザインや価値を左右する重要な役割を持っています。ジーンズメーカーはブランドの顔としてヒップポケットの大きさや形、取り付け位置にこだわり、ステッチやネームタブにさまざまな工夫をほどこしています。